番号 作  品  名 収録年月日/備考
01  「死後の恋」

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2007/06/04
02
とても長い作品なので、最後まで読破できるかどうか些かの不安を抱きながら・・・
気長にお付き合いいただけたら嬉しいです♪


「 ドグラ・マグラ 」 
 
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<キチガイ地獄外道祭文>

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<地球表面は 狂人の一大解放治療場>


※作品中「狂人」という言葉が頻繁に出てきます。ルビに拠れば”キチガイ”と読むことになっていますが、途中より
「きょうじん」とそのまま読んでいます。違和感があるかもしれませんが、ご理解いただければうれしく思います。

 (1) 

<絶対探偵小説 脳髄は物を考える処に非ず==正木博士の学位論文内容==>

 (1)   (2)new!
2009/03/08〜
 夢 野 久 作

先に朗読した渡辺温(オン)氏が編集者であった「新青年」は、大正9年に創刊された推理小説雑誌である。
森下雨村(ウソン・編集長)が海外作品の紹介に努めるとともに、創作の開拓にも力を注ぎ、江戸川乱歩の出現で、初めて専門作家が誕生
するにいたり、探偵小説の分野が確立した。そのさきがけとなったのが、この「新青年」であった。機知に富んだモダニズムが誌面にあふれ、
洗練された読み物が多く載せられた。
当時、探偵小説の分野は、「謎解きの論理的興味を主眼とするもの」を≪本格≫と称し、そうでないものを≪変格≫と呼んだ。日本の「探偵
小説」の名称は広義に使用されたため、≪変格≫には、犯罪、怪奇、冒険、幻想、空想科学、変態心理物、を、含んでいた。この「新青年」か
らも、続々と新作家が登場したが、江戸川乱歩をはじめとする純粋謎解き的作風を主とするものは少数であった。
夢野久作の名前は、『犯罪物』に見ることができる。

≪本格派≫ 甲賀三郎、角田(ツノダ)喜久雄、平林初之輔、山本禾太郎(ノギタロウ)など

≪変革派≫ 『犯罪物』 松本泰、大下宇陀児(ウダル)、横溝正史、夢野久作(キュウサク)、小栗虫太郎(オグリムシタロウ)、橋本五郎、
                 妹尾(セノオ)アキ夫、渡辺啓助(渡辺温の兄)
         『病理物』 小酒井不木((コサカイフボク)、正木不如丘(マサキフジョキュウ)、木々高太郎(キギタカタロウ)ら
         『幻想物』 渡辺温、城昌幸、地味井(ジミイ)平造、水谷準ら
     
                                               
(以上、増補改訂「新潮日本文学辞典」参照・抜粋)


『死後の恋』
「新青年」に昭和3年に発表されたこの物語の最後に出てくる情景は、シュワルツネッガー主演の「プレデター」の場面を彷彿とさせるグロテスク
な残忍さと、常軌を逸した狂気に、病理的な、あるいは幻想的な一面を印象付ける作品だが、なによりこういった内容の広義でいう探偵小説が、
昭和3年にも発表されていたことは、何か、驚きとともに、人間が常に追い求めようとするものの不変性を見せ付けられるようにも思え、渡辺温
の作品に続き、朗読を試みたものである

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